【鎧】 18画(10) 準1級


[音] カイ
  ガイ
[訓] よろい
よろ

《意味》

  1. よろい。
  2. よろいを着る。よろう。

【鎧袖一触】がいしゅういっしょく

よろいの袖でちょっと触れたくらいの少しの力で簡単に相手を負かすこと。

【鎧】よろい

昔、戦場で、敵の攻撃から身を守るために着用した武具。多く、鉄や革の小片をとじ合わせて作る。
「一(りょう)」「一着」と数える。

【鎧草】よろいぐさ

セリ科の多年草。夏、白色の小花を散形につけ、外見はシシウドに似る。根は薬用になる。

【鎧戸】よろいど

  1. 細長い薄い板を、透き間ができるように何枚も斜めに並べてとりつけた戸。日光の直射を防ぐとともに通風をよくする。
  2. 防犯・防火などのため窓や入り口に取り付ける金属製の巻き上げ式の扉。シャッター。

【鎧う】よろう

  1. (よろい)を着る。(かっちゅう)を身につけて武装する。
  2. 身にまとう。別のもので表面をおおう。

《字源》

声符は「豈(がい)
「豈」は、軍隊で用いる太鼓の形である「豆」の上に羽飾りなどを飾る形で、(かちどき)の初文と考えられる。
「豈」の篆書。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】