[音] | ギ |
キ |
[訓] | わざ |
たくみ |
《意味》
【伎楽】ぎがく
古代、インド・チベット地方に起こり、推古天皇の時、百済から日本に伝わった、音楽つきの無言仮面劇。寺院の供養音楽として行われた。
「呉楽」
【伎芸】ぎげい
歌舞・音曲などの芸。
【伎芸天】ぎげいてん
伎芸を守り福徳を与える美しい天女。
【伎癢】ぎよう
自分のすぐれた腕まえを思う存分発揮したいと思う気持ち。
「伎癢を発する」「伎癢に堪えない」
「技癢」とも書く。
《伎癢に堪えず》ぎようにたえず
技能に優れた者が、腕前を見せたくてむずむずすること。
「伎癢」は自分の優れた腕前を思う存分発揮したいと思う気持ち。
「癢」はかゆくてむずむずすること。
「技癢」とも書く。
【伎倆】ぎりょう
ある物事を処理する能力・力。手腕。
「技量」に書き換えられる。
【伎】わざ
巧みな技能。細かい細工。腕前。才能。
「技」とも書く。
【歌舞伎】かぶき
江戸時代に民衆の娯楽として起こり発達・完成した、日本独特の演劇。せりふ・所作・音楽の三つの要素からなる。かぶき芝居。
もとは異様で華美な風体を好み、色めいた振る舞いをする意。