【伎】 6画 (4)  準1級


[音]
[訓] わざ
たくみ

《意味》

  1. わざ。細かいわざや細工。たくみ。「技」
  2. 巧みなわざや術を心得た人。また、俳優。わざおぎ。女なら「妓」と書く。

【伎楽】ぎがく

古代、インド・チベット地方に起こり、推古天皇の時、百済から日本に伝わった、音楽つきの無言仮面劇。寺院の供養音楽として行われた。
呉楽(くれがく)

【伎芸】ぎげい

歌舞・音曲などの芸。

【伎芸天】ぎげいてん

伎芸を守り福徳を与える美しい天女。

【伎ぎよう

自分のすぐれた腕まえを思う存分発揮したいと思う気持ち。
「伎癢を発する」「伎癢に堪えない」
「技癢」とも書く。
《伎に堪えず》ぎようにたえず
技能に優れた者が、腕前を見せたくてむずむずすること。
「伎癢」は自分の優れた腕前を思う存分発揮したいと思う気持ち。
「癢」はかゆくてむずむずすること。
「技癢」とも書く。

【伎倆】ぎりょう

ある物事を処理する能力・力。手腕。
「技量」に書き換えられる。

【伎】わざ

巧みな技能。細かい細工。腕前。才能。
「技」とも書く。

【歌舞伎】かぶき

江戸時代に民衆の娯楽として起こり発達・完成した、日本独特の演劇。せりふ・所作・音楽の三つの要素からなる。かぶき芝居。
もとは異様で華美な風体を好み、色めいた振る舞いをする意。

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