【誼】 15画 (8)  準1級


[音]
[訓]
  すじみち
  よしみ

《意味》

  1. よい。よろしい。正しい。「義」
  2. すじみち。道理。
  3. よしみ。したしみ。

【誼】よしみ

  1. 親しいつきあい。
  2. 何らかの縁によるつながり。縁故。
《誼を通じる》よしみをつうじる
親しく交際する。
「誼」は「好」とも書く。

【高誼】こうぎ

深い思いやり。なみなみならぬよしみ。目上の方に親しくしてもらっていること。
多く手紙文などで相手から受けた好意に感謝するときに用いる。
相手の自分に対する深い思いやりを敬っていう語。
「御高誼に与る」「日頃の御高誼に感謝いたします」

【交誼】こうぎ

相手との親しい交際。心の通い合った親しい交際。
「交誼を結ぶ」

【好誼】こうぎ

相手から好意を寄せられること。相手からの親切心。心のこもったよしみ。
「日頃の好誼に報いる」
※目上の人に使うと失礼に当たる。

【厚誼】こうぎ

情が厚い交際。心のこもった親しい交際。
「御厚誼を賜る」

【旧誼】きゅうぎ

古いなじみ。昔のなじみ。旧交。

【情誼】じょうぎ

友人としての情愛。友達のよしみ。友達通しの仲。友情。

【友誼】ゆうぎ

友人としての情愛。友達のよしみ。友達通しの仲。友情。

《字源》

声符は「宜(ぎ)
「宜」「宀(べん)「且(そ)
甲骨文字や金文では(まないた)(且)の上に供え物の肉(夕)を置く形で、その後廟屋を表す「宀を加えた。
神がそれに応えることを「宜」という。
「宜」の甲骨文字。

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