【吃】 6画 (3) 準1級


[音] キツ
[訓] ども

《意味》

  1. どもる。どもり。口中に息がつかえてものがいえない。また、そのさま。また、そのこと。
  2. 食べる。飲む。また、転じて、受け入れる。
    「喫」に当てた用法。「喫」に書き換えられるものがある。

【吃音】きつおん

言語障害の一種。どもること。また、その音声。どもり。
「吃音を矯正する」

【吃吃】きつきつ

声を出してわらうようす。またそのような笑い声の形容。

【吃驚】きっきょう

おどろくこと。びっくりすること。
「喫驚」とも書く。「びっくり」とも読む。

【吃緊】きっきん

差し迫っていて、非常に重要なこと。
「吃緊の課題」
「喫緊」とも書く。

【吃水】きっすい

船舶が浮かんでいる時、水面から船体最下部までの距離。船脚。
「喫水」に書き換えられる。

【吃逆】しゃっくり

横隔膜が痙攣(けいれん)を起こし、急に吸い込まれた空気が声門を開いて特殊な音を発すること。
「噦り」とも書く。「きつぎゃく」とも読む。

【吃る】どもる

物を言う際に、声がなめらかに出なかったり、同じ音をくり返したりする。
「緊張のあまり、吃る」

【吃驚】びっくり

突然の事や予想外の事で、一瞬おどろくようす。
「吃驚仰天」
「喫驚」とも書く。「きっきょう」とも読む。

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