基本字【倶】
[音] | ク |
グ |
[訓] | ともに |
《意味》
【倶伎羅】くきら
「拘耆羅・拘枳羅」とも書く。
【倶生神】くしょうじん
インド神話から仏教に受け継がれた神。誕生から死に至るまで人間の両肩に乗ってその行為を記録し、閻魔王に報告するという。女神「同生」が悪を記録し、男神「同名」が善を記録する。
【倶楽部】くらぶ
研究や交際などで、共通の目的を持つ人々がつくった団体。また、その集会所。
「記者倶楽部」
英語のclubを音訳と「倶に楽しむ部」という意訳を兼ねてつくった語。
【倶発】ぐはつ
同時に起こること。また、二つ以上の犯罪が同時に発覚すること。
【倶に】ともに
いっしょに。また、同時に。
「倶に遊び倶に学ぶ」
【不倶戴天】ふぐたいてん
相手を生かしてはおけないと思うくらいに深い恨み憎しみがあること。また、敵対し合っていて、共存できない間柄であること。
「倶に天を戴かず」が書き下し文。
《字体》