【串】 7画 丨(6) 準1級
[音] | セン |
カン |
[訓] | つらぬく |
なれる | |
くし |
《意味》
【串貫】せんかん
貫くこと。つきとおすこと。一貫する。
「大漢語林」は「せんかん」、「字通」は「かんかん」と読んでいる。
【串戯】かんぎ
【串通】かんつう・せんつう
【串】くし
食物をさし通して調理するための、先のとがった細い棒。鉄・竹などで作る。
「鮎を串刺しにして焼く」
「串団子」
【串殺】せんさつ
貫き殺すこと。串刺しにして殺すこと。
「釣った魚を串殺する」
【親串】しんかん
親しみ慣れること。
【玉串】たまぐし
切りとった榊の小枝に木綿または白い紙をつけたもの。儀式などのとき神前にささげる。
[図]
《字源》
ものを串刺しにした形。
「毌(かん)」と声義が同じで、別体の字と思われる。
「毌」は貝を貫いて紐で綴じる形。
《読み》
音読みが「セン」か「カン」かで辞書によって異なるため、多数派を採用しています。
・「セン」=「穿」
・「カン」=「慣」
として、音と意味を対応させています。