【戟】 12画 (8) 準1級


[音] ケキ
  ゲキ
[訓] ほこ
   

《意味》

  1. ほこ。ひっかけるようにつくったほこ。
  2. さす。つきさす。「刺戟」

【戟】ほこ

昔、中国で使用した兵器の一つ。柄の先に刺すための刃((ぼう))とひっかけるための刃(())をつけたもの。

【剣戟】けんげき

  1. つるぎとほこ。武器。兵器。
  2. 刀剣を使って戦うこと。

【剣戟森森】けんげきしんしん

気性が激しく厳しいことのたとえ。
また、武器が冷ややかにいかめしく並ぶさま。
「森森」は盛んなさま。

【刺戟】しげき

  1. 生物に作用して何らかの反応や変化を起こさせること。また、その作用をするもの。「目を刺戟する」
  2. 気持ちをたかぶらせること。精神を興奮させること。
「刺激」に書き換えられる。

【矛戟】ぼうげき

ほこ。
「矛」は柄の先に両刃がついたほこ。「戟」は枝状に刃のついたほこ。

《字源》

本字は「倝(かん)+(か)
「倝は旗ざおに吹き流しをつけた形。
「倝」を部分として持つ字に「幹」「」「乾」「韓」「などがある。

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