【梗】 11画 (7) 準1級


[音] コウ
  キョウ
[訓] ふさがる
  おおむ
  でく
  かた
  つよ

《意味》

  1. ふさぐ。ふさがる。
  2. おおむね。あらまし。だいたい。
  3. かたい。つよい。
  4. やまにれ。ニレ科の落葉高木。
  5. (ききょう)」に用いられる字。
  6. でく。木偶。ものの()

【梗概】こうがい

事件・物語などの大体のすじ。大要。あらすじ。あらまし。

【梗塞】こうそく

  1. ふさがって通じなくなること。
  2. 動脈が血栓などでふさがることによって、その流域下に血が流れなくなること。「心筋梗塞」「脳梗塞」

【花梗】かこう

茎から分かれ出て、花を直接支えている()花柄(かへい)

梗】ききょう

キキョウ科の多年草。山野に自生する。紫色・白色などの釣り鐘形の花を開く。秋の七草の一つ。根は、乾燥して(せき)止め薬にする。
Wikipediaキキョウ植物園へようこそ!キキョウ
「桔梗」は漢名から。

【生梗】せいこう

態度・文章などが十分にこなれず、ぎごちないようす。未熟でかたい感じがすること。
「生梗の(そし)りを(まぬが)れない文章」
「生硬」とも書く(こちらが一般的)。

【土梗】どこう

土偶(どぐう)。また、本物らしくつくったもの。にせもの。

《字源》

声符は「更」
その元の形はで、「丙(へい)+(ぼく)
「丙」は武器などの台座の形。「攴」は打つこと。
台座を打つことで事態の変更を図る呪的な方法を表した字。
「更」には梗塞の意がある。

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