【犀】 12画 (8) 準1級


[音] サイ
  セイ
[訓] かた
するど

《意味》

  1. さい。サイ科に属する哺乳類の総称。
  2. するどい。かたい。

【犀】さい

サイ科の哺乳類の総称。陸生の草食動物では象に次いで大きい。鼻の上または額に一または二本の角をもつ。
Wikipediaサイ

【犀角】さいかく

漢方薬の一種。さいの角を粉末にしたもの。解熱剤とする。

【犀舟勁檝】さいしゅうけいしゅう

堅牢な舟と強い(かい)
※「檝」は漢検配当外の漢字。

【犀利】さいり

  1. 武器などが堅固で鋭いこと。
  2. 才知や文章などが鋭く、的確なさま。「犀利な筆致」
  3. 頭のはたらきが鋭く、物事の真実を的確にとらえるようす。「明敏犀利」「犀利な論述」

【燃犀】ねんさい

物事を見通すこと。見抜く力があること。
「燃犀の明」「燃犀の見」
サイの角を燃して深い淵にひそむ怪物を見たという中国の故事から。

【木犀】もくせい

  1. モクセイ科の常緑小高木。秋、葉のわきに香りのよい白い小さな花が集まって開く。普通にはギンモクセイをさす。
  2. ギンモクセイ・キンモクセイ・ウスギモクセイなどの総称。

《字源》

「尾
金文の字形もこの形だが、どうしてこれがサイの意になるのか説明しがたい。

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