【肴】 8画 (4) 準1級


[音] コウ
[訓] さかな

《意味》

  1. さかな、骨つきの肉、鳥獣魚肉にわたっていう。
  2. [国訓]さかな。飲酒のとき食べる副食物。

【肴核】こうかく

酒のさかなのこと。また、料理。
「肴」は骨つきの肉、「核」は木の実・果物。

【肴】さかな

  1. 酒を飲む時にそえて食べるもの。酒のさかな。つまみもの。
  2. 酒を飲む時に、その場に興を添えるもの。おもに歌・踊り・話題など。
「さか」は「酒」、「な」は「菜」の意。

【佳肴・嘉肴】かこう

おいしい料理。

【残肴】ざんこう

食べ残しの酒のさかな。

【山肴野蔌】さんこうやそく

山野の肉や野菜。
「肴」は魚や獣の肉、「蔌」は野菜。
「蔌」は漢検配当外の漢字。

【酒肴】しゅこう

酒と、酒にそえて出す食べ物。酒と酒のさかな。
「さけさかな」とも読む。

【珍味佳肴】ちんみかこう

めったに食べられない、たいへんおいしいご馳走。
「珍味」は珍しくおいしい食べ物、「佳肴」はうまい魚・おいしい料理の意。
「佳肴」は「嘉肴」とも書く。

【美酒佳肴】びしゅかこう

おいしいごちそう。たいへんすばらしいご馳走。
「美酒」はおいしい酒、「佳肴」はうまい魚・おいしい料理の意。
「佳肴」は「嘉肴」とも書く。

《字源》

上の「爻(こう)は骨の部分。「月」は肉。
骨つきの肉、あるいは骨まじりの肉をいう。

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