【拶】 9画 (6)  2級


[音] サツ
[訓] せま

《意味》

せまる。ぎりぎりに近づく。すりよせる。

【拶双魚】さっぱ

ニシン科の海魚。全長は20cmほどで、体は木の葉のように左右に平たい。
Wikipediaサッパweb魚図鑑サッパ   
漢検配当外の漢字で「鯻」とも書く   

【拶る】せまる

ぎりぎりに近づく。すぐ側まで近づく。すり寄る。

拶】あいさつ

  1. 人と会ったとき、別れるときなどにとりかわす儀礼的な動作やことば。また、その言葉をのべること。相手に対する敬意や親愛を表し、対人関係を円滑にする。
  2. 公の席や舞台などで、大勢の人に向かって祝いやお礼などの気持ちを述べる言葉。
  3. 受け答え。応対。返答。「何の挨拶もない」
  4. 通知。返礼。「挨拶状」
  5. (「御挨拶」の形で)あきれた言いざま。相手のぞんざいな(失礼な)態度に対し、皮肉をこめて応酬する語。驚いた言い分。失礼な言葉。「とんだ御挨拶だな」
  6. 「仕返し」をいう不良仲間の隠語。「きっと挨拶に行くぞ」
拶は時の氏神》あいさつはときのうじがみ
争いごとの仲裁をしてくれる人は救いの神だから、仲裁に従った方がよいという教え。
「挨」も「拶」も押すことで、押し合う意から。もと禅宗用語で、仲介・仲裁・調停の意。

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