【斬】 11画 斤(7) 準1級
[音] | サン |
ザン |
[訓] | きる |
《意味》
【斬る】きる
刃物できる。人をきり殺す。
【斬奸】ざんかん
悪人を切り殺すこと。
【斬罪】ざんざい
首を切り落として殺す刑罰。打ち首。断罪。
【斬殺】ざんさつ
刀などできり殺すこと。
【斬首】ざんしゅ
刀などで首をきり落とすこと。また、きり落とした首。
【斬新】ざんしん
発想が独自で、それまでに全く類のないさま。
「斬新なデザイン」
【斬新奇抜】ざんしんきばつ
趣向や着想が際立って新しく、独特であること。また、風変わりなようす。
「奇想天外」
【斬釘截鉄】ざんていせってつ
毅然とした態度で決断すること。釘や鉄などの硬いものを断ち切るように、さっぱりと決断するようす。
「斬」も「截」もばっさり断ち切ること。
【斬髪】ざんぱつ
髷を結わず、髪を短く切ること。また、そのような髪形。断髪。散髪。
【泣斬馬謖】きゅうざんばしょく
全体の規律を保つために、また、大事をうまくおさめるため、自分の愛する者でも公の立場に立って私情をすてて処分すること。
中国の三国時代、蜀の諸葛孔明が愛する部下の馬謖を、命令にそむいて敗戦した罪により、見せしめのために泣く泣く処刑したという故事から。
【披荊斬棘】ひけいざんきょく
障害を除き困難を克服して前進すること。
「荊」も「棘」もイバラの意。「披」は切り開く意。イバラの道を切り開いて前へ進むこと。
「荊を披きて棘を斬る」が書き下し文。
【腰斬】ようざん
「要斬」とも書く。