【子】 3画 (0)  10級


[音]
[訓]
 
  おとこ
 

《意味》

  1. こ。親の生んだこ。
  2. たね(種)。み(実)。たまご(卵)。
  3. ひと(人)。
  4. 男子の尊称。
  5. 小さい。小さいもの。
  6. 物の名の下に添える語。「椅子」「扇子」「帽子」
  7. 公・侯・伯・子・男の五等爵の第四位。のち日本でも用いられた。「子爵」
  8. ね。十二支の一番め。
    時刻では夜十二時、およびその前後二時間、方角では北、動物ではねずみに当てる。
1.5.は「」の書き換え字として用いられる物がある。

【子安貝】こやすがい

タカラガイ科の貝類の俗称。巻き貝。殻は卵形でつやがあり、黒褐色・くり色の美しいものが多い。

【子負着】こよぎ

子どもを負ぶった上から着る着物。ねんねこ。

【子しかん

妊娠中毒症の一種。妊娠・分娩ぶんべん産褥さんじょく期に突然痙攣けいれんを起こし、失神する病気。死亡率が高い。

【子建八斗】しけんはちと・しけんはっと

詩文の才能がとてつもなくあること。
すばらしい才能を褒めそやすこと。
「子建」は中国三国時代の()の詩人、曹植(そうしょく)のこと。。「斗」は容量の単位。一石は十斗。
中国六朝(りくちょう)時代、(そう)謝霊運(しゃれいうん)が三国時代の()曹植(そうしょく)の詩才を賞賛した語。天下の才能が一石あるとすれば、曹植の詩才は一人で八斗を有すると言ったという。

【子子孫孫】ししそんそん

子孫の末の末。まご代々。末代まで。
「子孫」を重ねて強めた語。「孫孫」は「そんぞん」とも読む。

【子墨客卿】しぼくかくけい

詩文を作る人。また、人から来た手紙一般をいう。
「子墨」は墨のこと。「客卿」は他国から来て高官として滞在している者。
文人墨客(ぶんじんぼっかく)」「子墨兎毫(しぼくとごう)

【子墨兎毫】しぼくとごう

文人。詩文を作る人。
「子墨」は墨のこと。「兎毫」はウサギの毛で作った筆。
文人墨客(ぶんじんぼっかく)」「子墨客卿(しぼくかくけい)

【子規】ほととぎす

ホトトギス科の渡り鳥。背中は灰褐色、腹は白色で黒のまだらがある。
卵をうぐいすの巣などに産む習性がある。
「時鳥・不如帰・杜鵑・田鵑・蜀魂・郭公・霍公鳥・手鳥」とも書く。
Wikipediaホトトギス

《字源》


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