【汐】 6画 (3)  準1級


[音] セキ
[訓] しお
  うしお

《意味》

ゆうしお。うしお。夕方におこるしおの干満。また、広く潮汐現象のこと。

【汐】しお

  1. 夕方に満ち引きする海の水。また、ひきしお。
  2. 太陽や月の引力によって満ち引きする海水。
  3. あることをするのにちょうどいい時。おり。しおどき。しおあい。機会。
「潮」と書けば、朝の海水の満ち引きを指す。

【汐干狩り】しおひがり

海水の引いた砂浜で、アサリやハマグリなどの貝を捕ること。春の大潮の時が好期。

【血汐】ちしお

  1. しおのように流れ出る血。
  2. しおのように体内をめぐる血。激しい感情・情熱などのたとえとして使う。
    「血汐がたぎる」「燃える血汐」
「血潮」とも書く。

【潮汐】ちょうせき

月および太陽の引力によって海水面が周期的に昇降する現象。ふつう満潮と干潮とが一日二回ずつ起こる。

《字源》

声符は「夕(せき)。海潮の朝に来るものを「潮」、夕に来るものを「汐」という。また干潮を「汐」という。

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