【柴】9画 (5) 準1級


[音] サイ
[訓] しば
まつ
ふさ

《意味》

  1. しば。雑木・枝木を切って、ふぞろいにたばねたもの。「柴門」「薪」。
  2. しばや草でつくったように粗末である。「柴戸」
  3. しばを燃やしてその煙を空にのぼらせ、天帝をまつる。また、その祭り。「柴壇(さいだん)
  4. ふさぐ。まもる。

【柴戸】さいこ

  1. (しば)で作った戸。「柴門・柴扉(さいひ)
  2. 粗末な家。わび住まい。

【柴門】さいもん

  1. (しば)で作った門。「柴戸・柴扉(さいひ)
  2. 粗末な家。
  3. 門を閉じて外部と交際しないこと。

柴】ぼうさい

  1. (ちがや)(しば)
  2. アルコール分の少ない悪い酒。
    火のついた(ちがや)(しば)がすぐ燃えつきてしまうように、薄い悪い酒は酔ってもすぐさめてしまうことから。

【運水搬柴】うんすいはんさい

日常生活。
水を運び(しば)(はこ)ぶ。仏教用語。

【鹿柴】ろくさい

  1. シカを放し飼いにしておく所の囲いのさく。
  2. 竹や木を角のように組みあわせてつくった敵を防ぐもの。さかもぎ。
鹿角(ろっかく)鹿砦(ろくさい)

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