17画 (14) 準1級

交換略字 


[音] ショ
  ジョ
[訓] いも
   

《意味》

いも。イモ類の総称。

【薯】いも

イモ類の総称。植物の根や地下茎が養分を蓄えて肥大したもの。
特に、食用となるヤマノイモ・ジャガイモの類をいう。
「藷」とも書く。

【薯蕷羹】しょよかん

菓子の名。ヤマノイモの根をすって寒天と小麦粉をまぜ、砂糖を加えて蒸した菓子。
軽羹(かるかん)
Wikipedia軽羹

【薯蕷饅頭】しょよまんじゅう

ヤマノイモ・上新粉・砂糖で作った皮で(あん)を包んで蒸した菓子。
Wikipedia軽羹
「じょうよまんじゅう」とも読む。

【薯蕷】とろろ

  1. 薯蕷芋(とろろいも)」の略。ヤマノイモやナガイモなど、薯蕷汁(とろろじる)にするイモ。
  2. 薯蕷汁(とろろじる)」の略。ヤマノイモ・ツクネイモなどを()り下ろし、すまし汁などでのばした料理。生卵などを加えることもある。麦飯などにかけて食べる。

【薯蕷】やまのいも

ヤマノイモ科のつる性の多年草。根をとろろとして食用。
自然薯(じねんじょ)。山芋。栽培されているナガイモを含めていうこともある。
Wikipediaヤマノイモ野菜図鑑やまのいも
「山の芋」とも書く。

【自然薯】じねんじょ

ヤマノイモの別名。栽培するナガイモに対していう。

ね薯】つくねいも

ヤマイモ科のつる性多年草。「ながいも」の一品種で、畑で栽培する。手の形をした塊根(かいこん)を食用にする。とろろいも。
野菜図鑑やまのいも
「仏掌薯」とも書く。

【馬鈴薯】ばれいしょ

ジャガイモの別名。
ナス科の多年草。地下茎が分枝し、その先にデンプンが蓄えられて芋となる。芋を食用とするため、世界で広く栽培される。和名はジャガタラ(ジャカルタ)から渡来したため。
Wikipediaジャガイモ

《字体》

(者)」は漢代の隷書の頃から点のない「者」が主流で、唐代の楷書もほぼすべて点なしの「者」
「者」を含む「緒」「諸」「箸」なども同様で、すべて点なしの「者」に従っており、点ありの「者」は手書きの楷書では用いられていない。
「字彙」や「康煕字典」が点ありの「者」を正字として採用しているのみである。
「者」に従う字体において、楷書の伝統である点なしの「者」を書いて差し支えない。

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