【恕】 10画 (6)  準1級


[音] ショ
ジョ
[訓] おもいや
ゆる

《意味》

  1. 自分を思うのと同じように相手を思いやる。思いやり。「忠恕」
  2. ゆるす。自分に引き比べてみて他人を寛大に扱う。また、同情して相手をとがめずにおく。「寛恕」「宥恕」。

【恕】じょ

その身になって他人の気持ちを思いやること。
また、他人の立場になってゆるすこと。
「恕を乞う」

【恕する】じょする

同情してとがめないでおく。ゆるす。

【恕免】じょめん

ゆるして罪を問わないこと。

【恕す】ゆるす

他人を思いやって大目にみる。
寛大に扱ってとがめない。
「ある限度まで恕す」
「失礼をお恕し願います」

【寛恕】かんじょ

  1. 心が広く、思いやりがあること。
  2. 広い心であやまちなどをゆるすこと。
    「過去の過ちを寛恕する」

【自恕】じじょ

自分の心を許すこと。

【忠恕】ちゅうじょ

自分のまごころを尽くすことと、人に対して思いやりの深いこと。また、誠実で同情心に富むこと。

恕】ゆうじょ

〔他人の罪・非礼などを〕広い心でゆるすこと。
許される側から使うことば。
「罪の宥恕を乞う」
宥免

恕】りょうじょ

相手の事情を思いやってゆるすこと。
「御諒恕下さい」

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