[音] | ショウ |
[訓] | くす |
くすのき |
《意味》
<国訓>くす。くすのき。クスノキ科の常緑高木。
【樟】くすのき
クスノキ科の常緑高木。暖地に自生する。高さ20メートル以上になる。葉は卵形で先がとがっている。五月ごろ黄白色の小花を開く。材は堅く、芳香がある。樟脳の原料、家具の材料などに用いる。くす。
Wikipedia「クスノキ」植物園へようこそ!「クスノキ」
「楠」とも書く。
【樟蚕】くすさん
ヤママユガ科のガ。大形で開張約12センチメートル。成虫は秋に発生。幼虫は長毛を密生する大きな毛虫で、クリ・サクラ・イチョウなどの葉を食害し、シラガタロウ・クリケムシと呼ばれる。幼虫の絹糸腺からはテグス(天蚕糸)がとれる。
【樟脳】しょうのう
クスノキを蒸留して採った無色半透明の光沢のある結晶。独特の強い臭いがある。水には溶けず、アルコール・エーテルなどに溶ける。セルロイド・無煙火薬・フィルムなどの原料や防虫剤・防臭剤・医薬などに使う。
Wikipedia「樟脳」
【烏樟】くろもじ
クスノキ科の落葉低木。
Wikipedia「クロモジ」
「烏樟」は漢名から。「黒文字」とも書く。