【埴】 11画 (8) 準1級


[音] ショク
[訓] はに

《意味》

はに。粘土。

【埴土】しょくど

粘土分50%以上の土壌。粘着力が強く排水が悪い。耕作には向かない。
「はにつち」とも読む。

【埴】はに

きめの細かい、黄色または赤色の粘土。昔、(かわら)・陶器の原料にした。はにつち。ねばつち。へな。

【埴瓮】はにべ

はにで作ったかめ。

【埴生】はにゅう

はにのある土地。また、はにのこと。
「埴生の宿(・・・粗末な小さい家)」

【埴輪】はにわ

古墳時代に、貴人の墓の周囲または上部に、副葬品として埋められた、円筒・人形・動物・家・船などをかたどった素焼きの像。
Wikipedia埴輪

【埴猪口】へなちょこ

未熟な者。取るに足らない者。また、そのような人をあざけっていう。
猪口(ちょこ)」は(さかずき)で、酒を入れるとじゅうじゅう泡立つような粗末な素焼きの杯の名から。

【白埴】しらはに

きめの細かい白い粘土。瓦・陶器などを作る。

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