【尖】 6画 (3) 準1級


[音] セン
[訓] とが
するど
さき

《意味》

  1. とがる。先端が細くとがる。するどい。「鋭」
  2. さき。とがった先端。「先」
「先」に書き換えられるものがある。

【尖】さき

物の細くとがった先端。

【尖鋭】せんえい

  1. 先がするどくとがっているようす。
  2. 思想・行動などが急進的なこと。「尖鋭な革命論」「尖鋭分子」
「先鋭」に書き換えられる。

【尖端】せんたん

  1. 物のとがっている方のさき。
  2. 時代・流行などの先頭。「流行の先端を行く」
「先端」に書き換えられる。

【尖塔】せんとう

頂上がとがった塔。

【尖兵】せんぺい

軍隊が移動する際に本隊の前方を進み、警戒・索敵などの任に当たる小部隊。また、その兵士。
他に先がけて新しい分野などに進出する人のたとえにも使う。
「新分野の尖兵として活躍する」
「先兵」とも書く。

【尖る】とがる

  1. 先がほそく鋭くなる。
  2. 感じやすくなる。過敏になる。「神経が尖る」
  3. 声や表情が怒りで強く鋭くなる。とんがる。「声が尖る」

《字源》

「小大」。先端が尖っていることを示す。
六朝以後に用例がみえる、比較的新しい字。
もともと「櫼」という字に作り、(くさび)をいう。

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