【只】 5画 (2)  準1級


[音]
[訓] ただ

《意味》

  1. ただ。それだけ。
  2. ただ。無料のこと。

【只管打坐】しかんだざ

悟りを求めたり想念をはたらかすことなく、ひたすら座禅すること。曹洞宗の座禅の特色。
「只管」はひたすら、「打坐」は座禅をすること。
「祗管打坐」とも書く。

【只】ただ

  1. 代金が不要なこと。無料。無償。
  2. 特別に変わった点がないこと。普通。「只の人」
  3. 何事もないこと。無事。「只で済まない」
  4. もっぱら。ひたすら。「只勉強ばかりしている」
  5. 数量の少ないことを強調する語。たった。わずか。「只の百円」
  6. ただし。もっとも。「品質はいいと思う。只少し高すぎる」

【只今】ただいま

  1. 今。目下。現在。「只今の時刻は正午です」
  2. 現在より少し前。ついさっき。「只今お帰りになりました」
  3. 現在より少しあと。今すぐ。ただちに。「只今うかがいます」
  4. 外出から帰ったときの挨拶(あいさつ)の言葉。
「唯今」とも書く。

【只管】ひたすら

ただその事だけに心が向かうさま。いちず。ひたぶる。
「只管謝る」
「一向」とも書く。

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