【佃】 7画 (5) 準1級


[音] テン
デン
[訓] たがや
つくだ

《意味》

  1. 田畑を耕す農夫。「佃戸」。
  2. 狩りをする。平地で狩りをする。 田 
  3. つくだ。開墾してつくった田畑。

【佃】つくだ

  1. 人が耕作する田。墾田。
    作り田の意から
  2. 平安時代から鎌倉時代、荘園領主の直営地。園内の農民に種子・食糧・農具を与えて耕作させ、収穫は全部領主のものとなった。

【佃煮】つくだに

小魚・貝・海藻・野菜などを、しょうゆ・砂糖・みりんなどで濃い味に煮つめたもの。長く保存できる。
江戸時代、江戸の佃島(つくだじま)で初めて作られたことから。

【佃客】でんかく

田を借りて耕す人。小作人。
「佃人・佃戸・佃農」
「でんきゃく」とも読む。

【佃漁】でんぎょ

鳥・獣をとること(佃)と、魚をとること(漁)。

【佃戸】でんこ

田を借りて耕す人。小作人。
特に中国(唐中期から宋代にかけて)の小作農。
「佃人・佃客・佃農」

【佃作】でんさく

田を耕す。農業をする。

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