【爪】 4画 (0) 準1級


[音] ソウ
[訓] つめ

《意味》

つめ。指先にあって、ひっかくつめ。

【爪哇】ジャワ

インドネシアを構成する島の一つ。スマトラ島などとともに、大スンダ列島を形成する。
Wikipediaジャワ島
「闍婆」とも書く。

【爪牙】そうが

  1. つめときば。相手を攻撃したり害を与えたりする武器・手段など。
    「爪牙にかかる」
  2. 主君を守る家来。頼りとなる家来。(ほひつ)の臣。そうげ。
    「爪牙の臣」

【爪音】つまおと

  1. 琴をひく音。
  2. ウマの(ひづめ)の音。

【爪繰る】つまぐる

指先で操って動かす。
数珠(じゅず)を爪繰る」

【爪紅】つまぐれ

ホウセンカの異名。つまくれない。つまべに。
Wikipediaホウセンカ

【爪先】つまさき

足の指の先。足先。
「爪先で立つ」

【爪弾き】つまはじき

他人を嫌って排斥すること。
「世間から爪弾きされる」

【爪楊枝】つまようじ

食べ物を突き刺して口に運んだり、食事のあとなどに歯の間にはさまったかすを除くのに用いる小形の楊枝。こようじ。
「食後に爪楊枝を使う」

【爪痕】つめあと

  1. 爪でかいた傷あと。
  2. 災害や事件などが残した被害のあと。
    「台風の爪痕」

【爪蓮華】つめれんげ

ベンケイソウ科の多年草。山地の岩上に生える。秋、白色の小花をつける。
植物園へようこそ!ツメレンゲ

【苦髪楽爪】くがみらくづめ

苦労をしているときは髪の毛が早く伸び、楽をしているときは爪が早く伸びるということ。
「苦爪楽髪」という考え方もあるが、「苦髪楽爪」が一般的。

【雪泥鴻爪】せつでいのこうそう

行方がわからないこと。跡には何も残らないということ。
また、(はかな)い人生の例えとして使われる。
雪解けの泥濘(ぬかるみ)には、鴻の足跡も残らないという意味から。

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《字源》

鳥獣などの長い爪の形。

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