」を用いたことわざ・慣用句など


【兎の登り坂】うさぎののぼりざか

得意とする事柄で能力を発揮することのたとえ。
また、好条件のもとに物事がはかどるたとえ。
前足が短く後ろ足の長い兎が、巧みに坂を登ることから。
得手(えて)()を揚げる」

【兎の罠に狐がかかる】うさぎのわなにきつねがかかる

予想しなかった収穫を得たり、思いがけない幸運に恵まれたりする。
鰯網(いわしあみ)(くじら)捕る」

【兎も七日なぶれば()みつく】うさぎもなのかなぶればかみつく

いくらおとなしい人でも、度々いたぶればついには怒り出すというたとえ。
「仏の顔も三度」

【兎を見て犬を放つ】うさぎをみていぬをはなつ

  1. 手遅れだと思っても対策を講じれば間に合うたとえ。
    失敗したように見えても取り返しのつくことをいう。
  2. 手遅れのたとえ。
    「1.」の転用から。
「兎を見て犬を呼ぶ」「兎を見て鷹を放つ」

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