【奈】 8画 (5)  準1級


[音] ダイ
ナイ
[訓] なん
いかん
 

《意味》

  1. いかん。いかんせん。いかんぞ。いかんせば。どうして。どうすれば。疑問・反語の助字。「那」
  2. 梵語・外国語の音訳に用いられる。

【奈何・奈】いかん

  1. どんなようであるか、その状態・ようす。事の次第。「事の奈何によっては」
  2. どのように。どんなふうであるか。「結果は奈何」
「如何」とも書く。

【奈辺】なへん

どのあたり。どの点。どこ。
「その真意は奈辺にありや」
「那辺」とも書く。

【奈翁】ナポレオン

8世紀後半から19世紀初頭のフランスの軍人・政治家の名(ナポレオン1世)。
Wikipediaナポレオン・ボナパルト
「奈破崙・那破烈翁」とも書く。

【奈落】ならく

  1. 地獄のこと。
  2. これ以上どうにもならないところ。どん底。物事の最後のところ。
  3. 劇場の舞台下に設け、まわり舞台の装置などを置く 地下室。

【吉備奈きびなご

ウルメイワシ科の海魚。体長10㎝前後。体は細長い。背の部分が青く、体側に広い銀白色の横帯がある。南日本の暖い海にすむ。食用。
web魚図鑑キビナゴ
「黍魚子」とも書く。

【金輪奈落】こんりんならく

物事の限度のたとえ。また、どこまでも、断じて、絶対にの意。
「金輪」は仏教で、大地を支える三つの輪(風輪・水輪・金輪)の一つ。金輪の最上面が大地の底に接する際となることから、大地の一番底のこと。
「奈落」は地獄、または、どん底。
「金輪際」

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