【馴】 13画 馬(3) 準1級
[音] | シュン |
ジュン | |
クン |
[訓] | なれる |
ならす | |
すなお | |
よい | |
おしえ |
《意味》
【馴化】じゅんか
生物の集団が新しい環境に適応して遺伝的に変化していくこと。また、気候や環境の異なるところへ移された生物が、その気候・環境に適するような性質を持つようになること。
「この土地に馴化した作物だ」
「順化」で代用されることもある。
【馴行】じゅんこう
ルールに従った行い。おとなしい行為。よい行い。善行。
【馴擾】じゅんじょう
【馴致】じゅんち
【馴養】じゅんよう
動物を飼いならして育てること。
【馴良】じゅんりょう
柔順ですなおなようす。
「馴良な馬」
【馴鹿】じゅんろく
「馴鹿」に同じ。
【馴鹿】となかい
シカ科の哺乳動物。形はしかに似ているが大きく、雌雄ともに枝分かれした角を持つ。
Wikipedia「トナカイ」
「じゅんろく」とも読む。
【馴染む】なじむ
【馴れ合い】なれあい
【馴(れ)鮨】なれずし
塩蔵の魚に飯を合わせ、その自然発酵によって酸味が生じた鮨 。
「熟(れ)鮨」とも書く。
Wikipedia「なれずし」
【馴れ初め】なれそめ
親しくなり始めること。特に、恋愛関係が生じたきっかけ。
【馴れる】なれる
【雅馴】がじゅん
言葉づかいや筆づかいが伝統に合致して正しく、よく練れていること。
文章や字句が上品で、穏やかなこと。
【狐媚猫馴】こびびょうじゅん
よこしまな臣下のたとえ。
「媚」はこびを売る、「馴」はなれてじゃれついてくることで、狐のようにこびを売り、猫のようになれてじゃれついてくる意から。
【磯馴松】そなれまつ
強い潮風のために地面に低く傾いて生えのびた松。いそなれまつ。そなれ。
《字源》
声符は「川(せん)」。