【葱】 12画 (9) 準1級


[音] ソウ
[訓] ねぎ
  あお

《意味》

  1. ねぎ。ユリ科の多年草。
  2. あおい。青い色。

【葱青】そうせい

  1. 草木の青々としたさま。大地の緑が芽吹くさま。
  2. ネギの葉。
春の季語や、青磁の色合いを表現するのに用いられる。

【葱頭】たまねぎ

ユリ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)は球形で強い臭いがあり、食用。
Wikipediaタマネギ
「玉葱」とも書く。

【葱】ねぎ

ユリ科の多年草。葉は中空の円筒形で緑色。花茎の頂に「葱坊主(ねぎぼうず)」といわれる白色の小花を多数つける。葉は食用。
Wikipediaネギ

【葱坊主】ねぎぼうず

ネギの花。球状に固まって咲く。
形が坊主頭に似ることから。

【葱ねぎま

ネギとマグロを取り合わせた料理。鍋物またはすまし汁とする。

【浅葱】あさぎ

「浅葱色」の略で、緑がかった、薄い(あい)色。水色。
薄いネギの葉の色の意。
「浅黄」とも書く。
CMYK:94、26、32、3 RGB:0、121、150  

【浅葱】あさつき

ユリ科の多年草。地下に、(らっきょう)に似た鱗茎(りんけい)がある。葉はネギに似て円筒形。山野に自生し、野菜として栽培もされる。葉と鱗茎は食用。
Wikipediaアサツキ

鬱鬱葱葱】うつうつそうそう

樹木が(うっそう)と茂るさま。また、木の盛んなさま。
「葱葱」は草木が青々と茂るさま。
鬱鬱勃勃(うつうつぼつぼつ)

【玉葱】たまねぎ

ユリ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)は球形で強い臭いがあり、食用。
Wikipediaタマネギ
「葱頭」とも書く。

葱】もえぎ

「萌葱色・萌黄色」の略で、黄色がかった緑色。薄緑色。もえぎいろ。
芽が出たばかりのネギのような色。
「萌黄」とも書く。
CMYK:56、8、95、0 RGB:133、177、43  

【分葱・冬葱】わけぎ

ユリ科の多年草。地下の鱗茎(りんけい)は球形で強い臭いがあり、食用。
Wikipediaワケギ

《字源》

声符は「怱(そう)
正字は「蔥」「悤(そう)声。

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