【膿】 17画 (13) 準1級


[音] ドウ
  ノウ
[訓] うみ
 

《意味》

  1. うみ。()れ物から出る汁。
  2. うむ。ただれて、うみをもつ。化膿(かのう)する。

【膿】うみ

  1. 傷・()れ物などが()んで生じる、黄色の濁った粘液。
  2. 思い切った方法をとらないと解決がつかないもののたとえ。
    多く、長年にわたって蓄積されてきた、弊害をなすものについて言う。
    「会社の膿を出す」

【膿む】うむ

うみをもつ。化膿(かのう)する。
「傷口が膿む」

【膿疱】のうほう

水疱(すいほう)化膿(かのう)して内容が膿汁(のうじゅう)になったもの。

【膿瘍】のうよう

細菌の侵入によって皮膚や内臓など体の一部分に化膿(かのう)性の炎症を生じ、(うみ)がたまる症状。

【膿漏】のうろう

(うみ)が絶えず流れ出る疾患。
「歯槽膿漏」

【化膿】かのう

傷口などが(うみ)をもつこと。

《字源》

声符は「農(のう)
正字はで盤上に頭の膿血を出す形。

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