[音] | バイ |
[訓] | すす |
すすける |
《意味》
すす。黒いすす。すすける。
【煤】すす
【煤ける】すすける
【煤籠】すすごもり
年末の煤払いの日に、病人や老人、子供などが邪魔にならないように別室にこもっていること。
【煤竹色】すすたけいろ
竹が煤けたような赤黒い色。
【煤払い】すすばらい
【煤煙】ばいえん
石炭などを燃やす時に出る煙や黒い粉末。すす。すす煙。
特に、不完全燃焼で発生する大気汚染物質。
【煤炭】ばいたん
石炭の旧称。
【煙煤】えんばい
すす。油煙。
【麝煤】じゃばい
墨の別称。
麝香の香りのある煤で作ったものの意。
《字源》
声符は「某(ぼう)」。
「某」は「曰(えつ)+木」。
「曰」は祝詞を入れる器。
それを木の枝に付けて神に捧げ、神意を問い謀る意で、「謀」の初文。