【駁】 14画 (4) 準1級


[音] バク
ハク
[訓] まだら
  ぶち
  なじ
  じる

《意味》

  1. まだら。ぶち。まだらになっている。まじりけがあって、純粋でない。
  2. せめただす。他人の説などを非難攻撃する。
  3. まじる。入りまじる。

【駁撃】ばくげき

他人の言論・所説を非難・攻撃すること。
「反駁」

【駁雑】ばくざつ

いろいろなものが入り交じっていて純粋でないこと。雑駁(ざっぱく)

【駁する】ばくする

他人の意見や論説を非難・攻撃する。論駁(ろんばく)する。反駁(はんばく)する。駁撃(ばくげき)する。

【駁説】ばくせつ

他人の説を非難・攻撃すること。また、その説。

【駁論】ばくろん

相手の意見を非難・攻撃すること。また、その議論。

【駁】ぶち

体に、地の色と異なる色の毛がまとまってところどころに生えているさま。主として動物の毛について言う。
「斑」とも書く。

【駁】まだら

地色と異なった色、または同色の濃淡が、あちこちに混ざってあること。はだら。ふ。
「斑」とも書く。

【甲論乙駁】こうろんおつばく 

互いにあれこれ論じ合い反対し合って、なかなか意見がまとまらないこと。
甲が論ずれば乙がそれに反駁する意から。
議論(ぎろん)百出(ひゃくしゅつ)」「諸説(しょせつ)紛紛(ふんぷん)
衆口(しゅうこう)一致(いっち)」「満場(まんじょう)一致(いっち)

【雑駁】ざっぱく

知識・思想などが、ばらばらに入り交じっていて不統一なこと。雑然としてまとまりがないこと。
「粗雑」「雑多」「雑然」

【反駁】はんばく

相手の意見・非難に反論して、反撃に出ること。
「はんぱく」とも読む。

【弁駁】べんばく 

他人の説の誤りを指摘して、言い破ること。反論。
旧字体で「辯駁」と書く。
「べんぱく」とも読む。

【論駁】ろんばく

相手の意見や説などの誤りを論じて非難し、攻撃すること。

《字源》

「馬(こう)「爻」は雑色の意。
「駁」の甲骨文字。

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