【筈】 12画 (6) 準1級


[音] カツ
[訓] やはず
  はず

《意味》

  1. やはず。矢の末端の、弦を受けるくぼみ。「括」
  2. [国訓]はず。弓の両端の、弦を掛けるくぼみ。
  3. [国訓]はず。物事の進行・なりゆきの結果が当然そうあるべきだ、という意を表す言葉。また、道理。わけ。予定。

【筈】はず

  1. 弓の両端の弦をかけるところ。弓筈(ゆはず)
  2. 弓弦(ゆづる)から外れないように矢の末端につけるもの。矢筈(やはず)
  3. 当然そうなることの意を表す。
    「5時までには終わる筈だ」「きっと無事な筈だ」
    矢の(はず)は、弓の(つる)と当然合致するということから。

【筈】やはず

  1. 矢の一端の弦にかける部分。
  2. 「1.」を(かたど)った文様。
  3. 掛軸をかける道具。先端が二股になった細い竹の棒。
「矢筈」とも書く。

【手筈】てはず

物事を行う際にあらかじめ決めておく手順・段取り。
前もってしておかなくてはならない準備。
「手筈が狂う」

【矢筈】やはず

  1. 矢の一端の弦にかける部分。
  2. 「1.」を(かたど)った文様。
  3. 掛軸をかける道具。先端が二股になった細い竹の棒。
「筈」とも書く。

【弓筈】ゆはず

弓の両端の弦をかけるところ。ゆみはず。
「弓」とも書く。
「ゆみはず」とも読む。

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