【葺】 12画 (9) 準1級


[音] シュウ
[訓]
つくろ

《意味》

  1. ふく。(かや)などで屋根をつくる。
  2. つくろう。材料を集めて穴をふさぐ。「葺繕」
  3. つみかさなるさま。「葺葺」

【葺く】ふく

  1. (かわら)・トタン板・(かや)などで、屋根をおおいつくる。
    「屋根に瓦を葺く」
  2. 〔草木などを〕軒にさして飾る。

【葺屋】しゅうおく

かやぶきの屋根。

【葺襲】しゅうしゅう

重なるさま。
「難事が葺襲する」

【葺繕】しゅうぜん

修理する。つくろう。
「修繕」

【葺茅】しゅうぼう

かやで屋根をふく。

葺き・葺き】かやぶき

屋根をカヤで()くこと。また、そうした屋根。

【補葺】ほしゅう

  1. 家屋・城壁などのこわれた部分を修理する。
  2. 「補輯」と同じ。書物などの抜け落ちた部分などを捜して集めること。

葺き】わらぶき

屋根をわら(特に、麦わら)で()くこと。また、そうした屋根。

《字源》

声符は「咠(しゅう)
「咠」「口耳」で、ささやく意。それより、小さなものを集め重ねる意がある。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】