【睦】 13画 (8)  準1級


[音] ボク
  モク
[訓] むつ
むつ
  むつまじい

《意味》

  1. むつむ。むつぶ。数多くの人々が仲よく同居する。親族や隣人が仲よくする。
  2. むつまじい。仲がよい。

【睦月】むつき

陰暦正月の異名。むつびつき。

【睦言】むつごと

むつまじく語り合うことば。特に、床の中での男女の語らい。

【睦む】むつむ

仲よくする。親しむ。むつぶ。

【睦まじい】むつまじい

眉のような形をした親密である。仲がよい。
愛情にあふれていて一心同体という感じである。情愛がこまやかである。
「仲睦まじい夫婦」

【親睦】しんぼく

仲よくするために、飲食などを共にしてたがいに親しみ合うこと。親和。
「親睦をはかる」

【和睦】わぼく

争いをやめて仲直りすること。
うちとけて、仲よくすること。

《字源》

「睦/*mr[uk]/BS/*mluɡ/ZZは声符「坴/*m·ruɡ/ZZ、義符「目」の形声字。
「坴」は声符「(/*ruɡ/ZZ)」、義符「土」の形声字。
「睦」には声符「」、義符「目」から成る古文がある。

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