【嵐】 12画 (9)  2級


[音] ラン
[訓] あらし
もや

《意味》

  1. [国訓]あらし。山から吹く激しい風。転じて、暴風雨のこと。
  2. 山の清らかな風や、空気。山気(さんき)。もや。「靄」

【嵐】あらし

  1. 激しく吹く風。
    野分(のわき)」「時化(しけ)」「疾風(しっぷう・はやて)」「台風」「颶風(ぐふう)」「暴風」
  2. 激しい雨風。暴風雨。
《嵐の前の静けさ》あらしのまえのしずけさ
変わったことが起こる前の不気味な静けさ。
嵐がくる前に一時風がおさまることから・

【嵐影湖光】らんえいここう

青々とした山気と湖の輝き。山水の美しい風景の形容。
山紫水明(さんしすいめい)

【嵐気】らんき

山中の空気。山中に立つもや。山気。

【嵐翠】らんすい

  1. 山に立つみどり色のもや。
  2. 山の風になびいて山の緑色が鮮やかに見えること。
「翠嵐」

【渓嵐】けいらん

谷に立ちこめるもや。
「谿嵐」とも書く。

嵐】すいらん

  1. 山に立つみどり色のもや。
  2. 山の風になびいて山の緑色が鮮やかに見えること。
「嵐翠」

【青嵐】せいらん

  1. 青々とした山の気。
  2. 青葉を吹き渡る風。あおあらし。
    この場合は「あおあらし」とも読む。

【晴嵐】せいらん

  1. 晴れた日にたつかすみ。山気が蒸発してのぼるもの。
  2. 晴れた日に吹きわたる山風。

【夕嵐】せきらん・ゆうあらし

  1. 〔セキラン〕夕方のもや。また、夕風。
  2. 〔ユウアラシ〕夕方に吹く強風。

【山嵐】やまあらし

山で吹く強い風。また、山から吹いてくる強い風。

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