【櫓】 19画 (15) 準1級


[音]
[訓] おおだて
  やぐら

《意味》

  1. ろ。かい。船をこぐ道具。()
  2. おおだて。大形のたて。
  3. やぐら。物見やぐら。

【櫓】やぐら

  1. 城門や城壁の上に設けた高い建物。
  2. 展望用・足場用の高い台。「火の見櫓」
  3. 炬燵櫓(こたつやぐら)」の略。こたつの上に置く、木を組み合わせて作った台。この上にふとんをかける。
  4. 櫓投(やぐらな)げ」の略。相撲の技。
  5. 櫓囲(やぐらがこ)い」の略。将棋の陣形の一つ。

【櫓葱】やぐらねぎ

ネギの変種。葱坊主(ねぎぼうず)の中の花が鱗茎(りんけい)に変わり、そのうちの一個が伸びて子葱となり、頂にさらに孫葱ができて櫓状になる。食用。

【櫓脚】ろあし

  1. 船を漕ぐ道具の()をこぐとき、()の水につかる部分。
  2. 船を()で漕いでゆくとき、あとの水面にたつ波の動き。
脚」とも書く。

【櫓櫂】ろかい

  1. ()(かい)
  2. 船の道具の総称。船具。
櫂」とも書く。

【櫓声】ろせい

()を漕ぐ音。
声」とも書く。

【≪戻る】【トップページへ戻る】【進む≫】