【肋】 6画 (2) 準1級


[音] ロク
[訓] あばら

《意味》

あばら。あばらぼね。

【肋】あばら

肋骨(あばらぼね)」の略。
背骨から胸骨へ(つな)がって胸部の内臓を保護する左右12対の骨。
Wikipedia肋骨
「あばらぼね」の略。

【肋肉】ばらにく

ウシやブタなどの腹側のあばら骨を包む肉。肉と脂肪が層をなしている。三枚肉。ばら。

【肋木】ろくぼく

器械体操用具の一つ。柱の間に等間隔に多数の丸い横木を取り付けたもの。
ぶら下がって端から端へ移動したり、懸垂などをしたりする。

【肋膜】ろくまく

  1. 胸腔(きょうこう)の内面と肺の表面を覆っている二重の膜。
  2. 肋膜炎(ろくまくえん)」の略。多くは結核菌による。熱が出て胸が痛み、呼吸が苦しくなる。

【肋間】ろっかん

肋骨と肋骨の間。
「肋間神経痛」

【肋骨】ろっこつ

胸部の内臓を保護し、胸郭を構成する左右12対の骨。
Wikipedia肋骨
「あばらぼね」のとも読む。

【鶏肋】けいろく

  1. たいして役には立たないが、捨てるには惜しいもの。
    ニワトリのあばら骨は、食べるほどの肉はないが捨てるには惜しいの意から。
  2. 弱く小さい体のたとえ。体がか弱いこと。

《字源》

声符は「力(りょく)
「力はフォーク形の(すき)の象形。
フォーク部分があばら骨に似ている。

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