【斟】 13画 斗(9) 1級
[音] | シン |
[訓] | くむ |
おしはかる | |
おもいやる |
《意味》
くむ。くみとる。おしはかる。
【斟む】くむ
【斟酌】しんしゃく
【斟酌折衷】しんしゃくせっちゅう
双方それぞれの事情をくみ取って、その中間を取ること。
「斟酌」は事情をくみ取り計らうこと。「折衷」は取捨選択して中間を取ること。
【斟量】しんりょう
おしはかること。
「斟酌」
《字源》
「甚(じん)+斗(と)」。「甚」は竈の上に鍋をかけた形。食物を煮て、柔らかくすること。煮すぎることから、はなはだしい意となる。
汁気のものを「斗(ひしゃく)」で汲み取るのを「斟」、酒をくむを「酌」、その加減を考えることを斟酌という。