【殯】 18画 (14) 1級


[音] ヒン
[訓] かりもがり
かりもがりする
ほうむ

《意味》

かりもがり。埋葬する前に、しばらくの間死体を棺に納めたまま安置すること。また、その作法。

【殯】かりもがり

人が死んでから本葬するまでの間、遺体を仮に納めて安置すること。また、その場所。もがり。あらき。

【殯宮】ひんきゅう

襯殿(しんでん)から移された天皇・皇族の(ひつぎ)を、埋葬の時まで安置しておく御殿。かりもがりのみや。あらきのみや。
殯殿(ひんでん)

《字源》

声符は「賓(ひん)
「賓」「宀(べん)+貝」
ここでの「万」生贄(いけにえ)の下半身を表し、(びょう)生贄(いけにえ)を納める意。さらに「貝」を加えて「賓」となる。神霊を迎えるときの礼。
「賓」には送り迎えの意がある。

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