【洽】 9画 (6) 1級


[音] コウ
[訓] うるお
うるお
あまね

《意味》

  1. あまねし。全部に行き渡っているさま。全体をおおう。
  2. うるおう。うるおす。うるおいをもたせて調和させる。

【洽し】あまねし

全体に広々と行き渡っているようす。すみずみまで行き届くようす。

【洽聞】こうぶん

見聞や知識がひろいこと。

【洽覧深識】こうらんしんしき

見聞が広く知識が深く豊富であること。
「洽覧」はあまねく見る。「深識」は知識が深いこと。
博学多才(はくがくたさい)」「博覧強識(はくらんきょうしき)」「博覧強記(はくらんきょうき)」「博聞強記(はくぶんきょうき)」「博聞多識(はくぶんたしき)」「博学洽聞(はくがくこうぶん)

洽】しょうこう

  1. すみずみまで広く行き渡ること。
  2. 心がうち解けること。しっとりとやわらいでむつまじい状態になること。すっかりなれること。

【南洽北なんこうほくちょう

天子の徳が南や北の果てまであまねく及ぶこと。
「洽」はあまねく行き渡る、「暢」は広く行き渡る意。

【博洽】はっこう

  1. 広く行き渡ること。
  2. 広くいろいろな学問に通じていること。

【普洽】ふこう

広く行き渡ること。

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