【蛻】 13画 虫(7) 1級
[音] | セイ |
ゼイ |
[訓] | ぬけがら |
もぬけ | |
もぬける |
《意味》
【蛻】ぬけがら
セミやヘビなどが脱皮したあとに残す殻。
「もぬけ」とも読む。
【蛻の殻】もぬけのから
【蛻る】もぬける
【蛻】ぬけがら
セミやヘビなどが脱皮したあとに残す殻。
「もぬけ」とも読む。
【蟬蛻】せんぜい
《字体》
つくりの「」の部分は、「」のように「」に作るのが初唐からの標準字体。
「説」「税」「鋭」「悦」なども同様。
「」に作るのは、中唐正字で、清の『康煕字典』に受け継がれるが、手書きではほとんど見かけない字体。
常用漢字のように「」に作るのは、明の王鐸の行書などに見られる。
現在手書きで書く場合、常用漢字に合わせて「」と書いて差し支えない。