【覈】 19画 襾(13) 1級
[音] | カク |
[訓] | しらべる |
かんがえる | |
あきらかにする | |
きびしい |
《意味》
【覈べる】しらべる
事実を明らかにする。調査して確かめる。
【危言覈論】きげんかくろん
自分が正しいと思うことを主張し、激しく議論を戦わせること。
「危言」は自分のみの危険を顧みずに直言すること。「覈論」は厳しく論ずること。
【検覈】けんかく
きびしく調べること。
【研覈】けんかく
事実を詳しく調べること。
【考覈】こうかく
考え調べること。
【推覈】すいかく
罪を取り調べること。
【精覈】せいかく
詳しく調べ、明らかにすること。
《字源》
「襾(か)+敫(きょう)」。
「襾」は上からものを覆う形。
「敫」は「放+白」。「放」は「方+攴(ぼく)」。
「方」は横に渡した木に死体をはりつけた象形。
「放」はこの死体を打って(攴)邪霊を追い払う儀式。
「敫」は死体に頭部(白)を加えた形で、同様にこれを打つ儀式。
「敫」を部分に持つ字は、この儀式に関する字。「激」「檄」「邀」「徼」など。