【邀】 17画 (13) 1級


[音] ヨウ
[訓] むかえる
もとめる

《意味》

  1. むかえる。待ちうける。相手が来るところに待っていてむかえる。
  2. もとめる。しむけて出方をまちうける。呼びよせる。
「要」

【邀える】むかえる

相手の攻撃を待ち受けて、防ぎ止める。

【邀撃】ようげき

攻めて来る敵を迎え撃つこと。
「邀撃戦闘機」

《字源》

「敫(きょう)「放+白」「放」「方(ぼく)
「方」は横に渡した木に死体をはりつけた象形。
「放」はこの死体を打って(攴)邪霊を追い払う儀式。
「敫」は死体に頭部(白)を加えた形で、同様にこれを打つ儀式。
この儀式を道路で行うことを「邀」といい、霊を迎えて求め責める意となった。
と似たような意を持つ。
「敫」を部分に持つ字は、この儀式に関する字。「激」「檄」「」「など。

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