[音] | セン |
[訓] | はかり |
はかる | |
しらべる | |
えらぶ |
《意味》
「選」に書き換えられるものがある。
【銓衡】せんこう
多くのものの中から適・不適などを考え選ぶこと。よく調べて、適任者を選び出すこと。
「銓」は分銅、「衡」は、はかりざおの意で、はかりしらべる意。
「銓衡に漏れる」
「選考」に書き換えられる。「選考」は全体の意味のイメージから作られた代用表記。
【銓択】せんたく
はかり調べて選ぶこと。多くのものの中から選び出すこと。
「選択」とも書く。
【銓る】はかる
《字体》
つくりの「全」の上部は「入(いりやね)」ですが、楷書では「入」のように書くことは一切なく、「人」と書くのが運筆の面からも自然。
「」は、単なる康煕字典体上のデザインで、活字通り手書きで「」のように書くことはありません(当然ツメもいりません)。
× ○
「喩」なども同様。