【銓】 14画 (6) 1級


[音] セン
[訓] はかり
はか
しらべる
えら

《意味》

  1. はかる。物をそろえて目方をはかる。はかり。
  2. 人々の才能をはかって、適当な人物を選ぶ。とりしらべる。えらぶ。
「選」に書き換えられるものがある。

【銓衡】せんこう

多くのものの中から適・不適などを考え選ぶこと。よく調べて、適任者を選び出すこと。
「銓」は分銅、「衡」は、はかりざおの意で、はかりしらべる意。
「銓衡に漏れる」
「選考」に書き換えられる。「選考」は全体の意味のイメージから作られた代用表記。

【銓択】せんたく

はかり調べて選ぶこと。多くのものの中から選び出すこと。
「選択」とも書く。

【銓る】はかる

  1. 物の重さを計測する。
  2. 事の重要性や人物の才能を調べる。

《字体》

つくりの「全」の上部は「入(いりやね)」ですが、楷書では「入」のように書くことは一切なく、「人」と書くのが運筆の面からも自然。
は、単なる康煕字典体上のデザインで、活字通り手書きでのように書くことはありません(当然ツメもいりません)。
×  
「喩」なども同様。

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