【窺】 16画 (11) 準1級


[音]
[訓] うかが
のぞ

《意味》

うかがう。のぞく。ねらう。

【窺う】うかがう

  1. 人に気づかれないようにこっそりのぞいてみる。そっとようすをさぐる。
    う」とも書く。
  2. 推定して知る。察知する。
    「彼女の顔色を窺う」
  3. (あることをするための)機会をねらう。時期をまちうける。
    「クーデターの時期を窺う」

【窺測】きそく

うかがいはかる。

【窺知】きち

〔隠された事柄を〕ひそかにうかがい知ること。
「軍の機密は窺知を許さず」
察知(さっち)

【以管窺天】いかんきてん

管の穴から天をのぞき見る。見識の狭いことのたとえ。
用管窺天(ようかんきてん) 」「全豹一斑(ぜんぴょういっぱん)」「管窺蠡測(かんきれいそく)」「管中窺豹(かんちゅうきひょう)」「管窺之見(かんきのけん)

【管窺之見】かんきのけん

  1. くだの穴からみる。狭い見識のたとえ。
  2. 自分の見識を謙遜していうことば。
(ぜんぴょういっぱん)」、「管窺蠡測(かんきれいそく)」、「以管窺天(いかんきてん)」、「管中窺(かんちゅうきひょう)

【管窺蠡測】かんきれいそく

非常に見識が狭いことのたとえ。
「管窺」は管を通して天を見ること。「蠡測(れいそく)」はホラ貝で海の水を測ることで、極めて狭い見識で大事を測ることのたとえ。
略して「管蠡(かんれい) 」ともいう。
全豹一(ぜんぴょういっぱん)」、「管中窺豹(かんちゅうきひょう)」、「以管窺天(いかんきてん)」、「管窺之見(かんきのけん)」「(かんせい)()

【管中窺かんちゅうきひょう

見識の非常に狭いたとえ。
管の穴から豹を見る意で、一つの斑しか見えないことからいう。
全豹一(ぜんぴょういっぱん)」、「管窺蠡測(かんきれいそく)」、「以管窺天(いかんきてん)」、「管窺之見(かんきのけん)

【東窺西望】とうきせいぼう

あちこちをちらちら見ること。
落ち着きのないさま。

【用管窺天】ようかんきてん

以管窺天

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