9画 (4) 準1級

減画略字


[音]
[訓] くにつかみ

《意味》

おおきい。盛んなさま。ゆったりとして充実したさま。

【祇園精舎】ぎおんしょうじゃ

須達(しゅだつ)長者が釈迦とその弟子に寄進した寺。釈迦が説法した所として有名。

【祇園祭】ぎおんまつり 

  1. 京都八坂神社の祭礼。もと陰暦6月7日から14日まで。現在は7月17日の山鉾巡行・神輿渡御を中心に、7月1日からほぼ一か月行われる。
  2. 陰暦6月15日前後に、各地の八坂神社で行われる祭礼。祇園会(ぎおんえ)。祇園御霊会(ごりょうえ)

僧祇】あそうぎ

  1. 数えられないこと。数えられないほど大きな数。
  2. 数の単位。10の56乗。または、10の64乗。

【地祇】くにつかみ

地の神。国土の神。天つ神に対して、日本の国土に土着する神。
「国つ神」とも書く。
「ちぎ」とも読む。

【神祇】じんぎ 

天の神と地の神。(あま)つ神と(くに)つ神。天神地祇。(てんじんちぎ)

【水祇】すいき

水をつかさどる神。水神。

【地祇】ちぎ

地の神。国土の神。
「くにつかみ」とも読む。

【天神地祇】てんじんちぎ 

天の神と地の神。(あま)つ神と(くに)つ神。あらゆる神々。
天地神明(てんちしんめい)

【山祇】やまつみ 

山の神。山の霊。
海神(わだつみ)
「山神」とも書く。

《字源》

声符は「氏(し)。古くは「示(し)声。
「氏」は甲骨文字によると、氏族共餐の時に用いる小刀の形。
「祇」は氏族の神で、産土神(うぶすながみ)を意味する字であろうと思われる。

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