【橘】 16画 (12)  準1級


[音] キツ
[訓] たちばな

《意味》

  1. たちばな。木の名。ミカン科の常緑低木。
  2. こうじ・みかんの類の総称。

【橘中之楽】きっちゅうのたのしみ

碁や将棋をする楽しみのこと。
昔、巴邛(はきょう)の人が(たちばな)の実を割ってみると、その中で碁をうって楽しんでいる二人の老人がいたという故事から。

【橘】たちばな

  1. ミカン科の常緑小高木。果実は小さく、黄熟しても酸味が強く食用には向かない。ヤマトタチバナ。
  2. 古来、食用とされたミカン類の総称。
Wikipediaタチバナ

【枸橘】からたち

ミカン科の落葉低木。秋に径3㎝ほどの球形の果実を結び黄熟する。キコク。
Wikipediaカラタチ
「枳殻」とも書く   

橘類】かんきつるい

ミカン科のうちミカン属・キンカン属に属する果樹の総称。また、一般に、その果実の総称。
ミカン・レモン・ザボンなど。

【金橘】きんかん

ミカン科の常緑低木。高さ2m前後。夏、白い花を開く。果実は、球形で、直径約3㎝。冬に黄色く熟す。果皮は甘く、果肉は酸味が強い。食用・薬用。
Wikipediaキンカン  
「金」とも書く   

【酢橘・酸橘】すだち

ミカン科の常緑高木。ユズの一品種。果実は直径3㎝くらいで(だいだい)色に熟す。
Wikipediaスダチ  

【南橘北枳】なんきつほっき

人は住む環境によって、善悪どちらにも変わることのたとえ。
江南の(たちばな)を江北に移植すれば食べられない(からたち)に変わることから。

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