【熊】 14画 灬(10) 準1級
[音] | ユウ |
[訓] | くま |
《意味》
くま。クマ科の哺乳動物の総称。
【熊】くま
クマ科の哺乳動物。大形の食肉獣。オーストラリアとアフリカを除いた大陸に分布し、種類が多い。泳ぎ・木登りがうまく、冬眠する。日本には、ヒグマ・ツキノワグマがいる。
Wikipedia「クマ」
【熊谷草】くまがいそう
ラン科の多年草。山地の林に自生する。高さは約30センチメートル。茎の先にひだの多い扇のような大きな袋状の葉を二枚つける。春、葉の間から花柄が出て、斑点のある黄緑色の花が咲く。
花が鎌倉時代の武将、熊谷直実の背負う母衣に似るところから。
Wikipedia「クマガイソウ」
【熊啄木鳥】くまげら
キツツキ科の鳥。全長45センチメートルほど。全身が黒く、雄は頭部が鮮紅色。日本では北海道・東北地方に生息。天然記念物。
Wikipedia「クマゲラ」
【熊襲】くまそ
古代、九州の南部に住んでいた部族。
【熊葛】くまつづら
クマツヅラ科の多年草。原野・道端などに自生する。高さ約50センチメートル。馬鞭草。
「馬鞭草」とも書く。
Wikipedia「バーベナ」
【熊手】くまで
【熊の胆】くまのい
クマの胆嚢を乾燥させたもの。非常に苦い。
漢方で胃薬として使う。熊胆。
【熊川】コモガイ
高麗茶碗の一つ。口縁は反り返り、胴は深く、高台は比較的大きい。
真熊川・鬼熊川などがある。
朝鮮の古い港、熊川から輸出されたことによる名称という。
【熊猫】パンダ
パンダ科の哺乳動物。ジャイアントパンダとレッサーパンダの二種の総称。
特に中国特産のジャイアントパンダを指す。目のまわり、耳、前肢と肩および後肢は黒く、他は白い。竹・ササを主食とする。
Wikipedia「パンダ」
【熊虎】ゆうこ
クマとトラ。転じて、勇猛な人物の例え。
【熊掌】ゆうしょう
クマのてのひら。肉は食用。中国料理では最も美味で高級なものとされる。
【熊羆】ゆうひ
クマとヒグマ。転じて、勇猛な人物の例え。
《字源》
「能(のう)+火」。
「能」はクマ(熊)の象形。
:「能」の金文。
《字体》
「能」の部分は、唐代より「」のように「」の部分を略する字体が標準。