[音] | ケイ |
[訓] | かつら |
《意味》
【桂】かつら
【桂剥き】かつらむき
ダイコン・キュウリなどの野菜を5㎝ぐらいの長さで輪切りにしたあと、外側から内側へ向けて、薄く、紙のようにひとつながりにむいていくむき方。
【桂庵】けいあん
江戸時代の医者大和桂庵が、奉公や縁談の世話をしたことによるという。
「慶庵・慶安」とも書く。
【桂冠】けいかん
「月桂冠」の略。月桂樹の枝葉で作った冠。古代ギリシャで競技の勝者に与えた桂冠。
転じて、名誉・栄光・勝利のしるし。
【桂冠詩人】けいかんしじん
イギリスで国王から任命され、王室の慶弔に公的な詩をつくることを義務とした詩人。現在は慶弔の詩は任意となり、終身年俸を与えられる名誉職。
【桂玉之艱】けいぎょくのかん
よそから物価の高い都会に来て、生活難に悩みながら暮らすこと。
また、都会に出てきて苦学することのたとえ。
「桂玉」は香木と宝玉のこと。「艱」は悩む、苦しむこと。
中国戦国時代、遊説家の蘇秦が楚の威王と会うために楚を訪れたが、三ヶ月も待たされた。その間、物価高に悩まされ威王と面会した際に「食べ物は宝玉より高く、薪は香木より高い」と嘆いた故事から。
【桂秋】けいしゅう
モクセイの花の咲く秋。また、陰暦八月の異名。
【桂殿蘭宮】けいでんらんきゅう
非常に美しい宮殿。
「桂」[蘭]はともに香木のこと。
「金殿玉楼」
【桂馬】けいま
《桂馬の高上がり》けいまのたかあがり
身分不相応の地位に上がり、実力が伴わずに失敗することのたとえ。
桂馬のこまは前にしか進めないため、むやみに進みすぎると戻るに戻れなくなって結局歩にとられてしまうことから。
【桂林一枝】けいりんのいっし
晋の郤汞が進士の試験に合格したとき謙遜して「桂の一枝を得たにすぎない」と言ったという故事から。
「崑山片玉」
【月桂】げっけい
【月桂冠】げっけいかん
【肉桂】にっけい
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