【皐】 11画 白(6) 準1級
基本字【皋】
[音] | コウ |
[訓] | さわ |
さつき |
《意味》
【皐魚の泣】こうぎょのきゅう
親の死を嘆き悲しんで泣くたとえ。
中国春秋時代、皐魚という賢者が、親を疎かにしてしまったことを過ちだったとして、嘆き悲しんで死んでしまった故事から。
【皐月】さつき
「五月」とも書く。
【九皐鳴鶴】きゅうこうのめいかく
身を隠していても名声が世に現れること。
「九皐」は奥深い沢のことで、深遠な所のたとえ。
そのような所で鳴いている鶴の意から。
《字源》
基本字は「皋」。人名用漢字として「皐」を用いる。
「皋」は風雨にさらされている獣の死体の形で、「白」は頭部、下は胴と手足の形。
《字体》
手書きの楷書では、「皋」は「皐」と書く方が昔から一般的。