【菖】 11画 (8)  準1級


[音] ショウ
[訓] しょうぶ

《意味》

  1. あやめ。アヤメ科の多年草。
  2. はなしょうぶ。アヤメ科の多年草。

【菖あやめ

アヤメ科の多年草。山野の日当たりのよい乾いた所に自生する。
六月ごろ花柄の先端に紫色または白色の花を開く。はなあやめ。
「菖蒲」は漢名からの誤用。和名は「文目」で、葉に文目模様があることから。
「しょうぶ」と読めば別の植物をさす。
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【菖しょうぶ

  1. サトイモ科の多年草。(ふきくさ)
    日本では古くから邪気を払うものとして、端午の節句に屋根に()いたり、(かずら)に挿したりした。
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  2. 「花菖蒲」の俗称。「花菖蒲」は花が咲く菖蒲という意味。
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【石菖】せきしょう

サトイモ科の常緑多年草。谷間の水辺に群生、また観賞用に栽培する。
ショウブに似るが全体に小さい。セキショウブ。
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【六菖十菊】りくしょうじゅうぎく

時期に遅れて役に立たないことのたとえ。
肝腎な時に間に合わず手遅れなこと。
夏炉冬扇(かろとうせん)
菖蒲(しょうぶ)は五月五日の端午の節句に、菊は九月九日の重陽の節句に必要とされ、それぞれ一日遅れてしまってることから。
「ろくしょうじっきく」とも読む。

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